一般質問・答弁書 平成19年12月定例会
質問事項
7 県央地域の救命救急医療の充実について
質問要旨
●県央地域の救命救急医療をどのように充実していくのか。
【答弁者】 保健医療部長
答弁要旨
御質問7 「県央地域の救命救急医療の充実について」お答えを申し上げます。
鴻巣市をはじめとする県央地域の救命医療は、隣接するさいたま市地区と一体のものとして、さいたま赤十字病院救命救急センターが担っています。
しかしながら、交通アクセスの関係から、地域住民の方が川越市の埼玉医科大学総合医療センターに搬送されております。
議員お話しのとおり、県央地域内には救命救急センターはございません。
一方、県央地域には、20の病院、273の診療所がございます。
その中には、災害拠点病院、地域医療支援病院、地域がん診療連携拠点病院、11の救急病院、回復期リハビリを行う3つの病院、療養病床をもつ7つの病院が含まれております。
御指摘のとおり、高齢社会におきましては、治療機関がより長期化し、脳卒中や急性心筋梗塞の多発が予想されます。
そこで、急性期から、回復期、療養期に至る一連の医療を切れ目なく提供することが地域医療において重要になると考えております。
県央地域は、このような医療資源を効率的・効果的に活用し、地域全体で安心できる医療体制を構築することが可能な地域でございます。
ただ今策定中の第5次埼玉県地域保健医療計画の中でも、救命救急医療を含めたこれからの医療連携体制のあり方を図にして具体的にお示しすることとしております。
連携図をもとに、地元関係者と十分に話し合い、医療機関の取り組みを支援してまいります。