埼玉県議会 日中政治経済推進議員連盟
~ 2008/9/18~21 ~
議員連盟の視察訪問団の一員として、わが県の友好州省の一つ中国山西省を訪ねた。知事・議長の親書を携えての訪問である。
山西大学、省政府、省人民代表会議などを表敬訪問した。中でも一番印象的だったのは、山西大学日本語学科4年生の皆さんとの意見交換会だ。非常に勉強熱心で、日本語での通常会話はほとんどの学生ができるようである。 会の中で、「埼玉県では、今後県立大学に留学生を受け入れる考えで県・省間の調整中である。」との訪問団長の話に、学生たちは色めき立ち質問の嵐という展開になった。後で日本からの留学生に話を聞くと、「日系企業と現地企業の大卒初任給の差は3倍ほどの開きがあり、日本語の勉強を続け日系企業への就職を熱望している学生が多い。」という実態を教えてもらった。 13億の民の中、「豊かさを手にすることへの大変さ・真剣さ」がひしひしと伝わってきた。そして、我が国の若者たちが忘れかけている「必死さ」を見せつけられて、「これは、うかうかしていられない」と強く感じた瞬間だった。
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