警察危機管理防災委員会 視察 ~秩父市・日高市~ *2008/11/18
警察危機管理防災委員会の視察で秩父市、日高市を訪ねた。 秩父市では、県警察山岳救助隊の活動や訓練状況について調査した。普段は通常業務についている各隊員だが、山岳遭難が発生した場合には、部隊を編成し遭難者の救出・救護にあたっている。 秩父警察署の裏壁に設置してある訓練壁を使用したザイルワーク訓練は非常に練度の高いものだった。しかし、まずは、実際に救助隊のお世話にならないように、個々がきちんとした準備をし、注意力を高めることが重要だ。 日高市では、埼玉医科大学国際医療センターで、救急・救助体制の充実について調査した。平成19年4月に開院したこのセンターは、全体600床の内100床の救命救急センターがあり、夜間の離着陸もできるヘリポートが整備されている。これにより、県内全域から25分以内に患者の搬送を受け入れる体制が整っている。 今後も夜間運行のできる防災ヘリの活用をさらに進め、救命率向上にむけ取り組んでもらいたい。 |
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