会派・無所属議員合同視察 8月5日

会派・無所属議員合同視察(刷新の会9名・無所属3名) *2011/08/05

八ツ場ダム現地視察                          

 およそ1年半ぶりの「八ツ場ダム」現地視察、政権交代後に民主党政権の前原国土交通大臣により建設中止とされた「八ツ場ダム」だが、ダム本体工事は凍結されたままである。現在は、予断なく検証をしている最中だそうだが、現地を訪れてみると、一年半前にはつながっていなかった湖面2号橋もしっかりとつながり、ダム湖に沈んでしまう部分の国道も高い位置へと切り回しも済み、代替え地への住まいの移転もだいぶ進んでいた。

 無駄な公共事業としてやり玉に挙げられているこの事業だが、周辺工事を進めながらの予断なき検証、「国は一体何をしたいのだろうか?」と思う。そもそも、長い歴史の中で建設反対からやっとの思いで建設容認へとシフトしてきたわけで、それそのものが国との契約の中にあるはずだし、現地の皆さんの生活再建は、ダムの完成を前提としたものであったはずである。現在の状況を鑑みると、現地の皆さんの事や本県を含む関係行政などの事を考えると、これから「中止」などという判断をしてはならないと強く感じた。議連での活動を強化し国への働き掛けを強めねばならない。

 

 

 

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