令和4年2月定例議会 主な内容
一般会計当初予算
2兆2,284憶5,900万円を決議
直面する危機からの脱却と日本一暮らしやすい埼玉に向けた将来像の実現へ
県議会2月定例会は2月17日に開会し、過去最大となる一般会計当初予算2兆2,284億5,900万円等を議決し、3月25日に閉会しました。
「直面する危機からの脱却Jと「日本―暮らしやすい埼玉に向けた将来像の実現Jの2つを柱に掲げた当初予算は、最も重要な課題として新型コロナ対策として約1,8455億円が計上され、ワクチン接種医療機関への支援をはじめ高齢者施設などのクラスター対策の強化などが盛り込まれました。またウィズコロナの下、その有用性が高まつているデジタルトランスフ‐ メーション(DX)の推進についても、県庁のDX化を進めるために約31 8億円、中小企業のDX化支援に約1 8億円、キャッシュレス決済の導入を進める商店街支援に約14億円などが計上されました。
新型コロナ感染症の長期化にともない県の財政は厳しい状況が続きますが、県民の安心・安全の確保を最優先に、人々の生活と健康、地域経済を守るために全力で取り組んで参ります。
令和3年度補正予算について
2月定例会では令和4年度当初予算に加えて、令和3年度2月補正予算【第14号】【第15号】【第16号】を議決しました。
補正予算【第14号】は549億3,564万3千円で、国の「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」に基づく補正予算に対応して、「防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策」に係る公共事業の追加等が計上されました。
補正予算【第15号】は121億4,350万3千円で、観光応援キャンペーンの規模拡大に係る経費をはじめ新型コロナ対策推進基金への積み増しなどが盛り込まれています。
補正予算【第16号】は222億4,429万7千円で、補正後の令和3年度の累計額は2兆7,147億3,871万6千円となりました。その主な内容は、まん延防止等重点措置期間が延長されることに伴う、事業者への感染防止対策協力金等となっています。