2023一般質問・答弁書1-1

一般質問・答弁書   令和5年6月定例会

質問事項

知事マニュフェスト「これからの4年にむけて」
(1)  あと数マイル・プロジェクトについて

質問要旨

自動運転バスやBRTなどの新交通システムの導入も視野に入れたあと数マイル・プロジェクトの早期実現とはどういうことなのか伺う。

新交通システムの導入と5か年計画に記された5路線延伸とは連関する部分があるのか伺う。

新たに設置する会議体で検討される既存の交通機関との連携強化とはどういうことなのか伺う。

その会議体はどのようなメンバーで構成しようとしているのか伺う。

【答弁者】 知事

答弁要旨

中屋敷慎一議員の御質問に順次お答えを申し上げます。

まず、「知事マニュフェスト「これからの4年にむけて」」のお尋ねのうち、「あと数マイル・プロジェクトについて」の自動運転バスやBRTなどの新交通システムの導入も視野に入れた「あと数マイル・プロジェクト」の早期実現についてでございます。
「あと数マイル・プロジェクト」は、「将来の人口・需要や新たな技術の動向等を十分に把握した上で、公共交通及び道路網の更なる利便性向上策について、これまでの経緯等も踏まえつつ検討し、県境路線を含めた効果の高い部分について、重点的に整備を進めるもの。」であります。
本年4月に発表した政策集においては、この「あと数マイル・プロジェクト」の早期実現を目指す観点から、「新たな技術」である自動運転バス等の新交通システムの活用が、時代の変遷とともに合理的であれば、新たな任期において検討していくべきと考えたものであります。

次に、自動運転バスやBRTなどの新交通システムの導入と5か年計画に記された5路線の延伸と連関する部分があるのかについてであります。
5か年計画に記された5路線については、令和3年3月の公共交通の利便性向上検討会議報告書を踏まえ、既設線の延伸に向けた取組を進めていくとする、これまでの方針に現時点での変更はありません。
他方で、県内の交通利便性を更に向上させる観点から、新交通システムの活用が合理的であれば、今後の取組の中で、その可能性も含め、柔軟に幅広く検討してまいりたいと考えております。

次に、新たに設置する会議体で検討される既存の交通機関との連携強化についてであります。
県内の交通利便性を更に高めるためには、「あと数マイル・プロジェクト」により新たな交通機関を整備するとともに、それらと既存の鉄道、バス等の交通機関との連携を図ることが重要であると考えます。
そのため、新たに設置する会議体では、「あと数マイル・プロジェクト」の早期実現とともに、それにより新たに整備される交通機関と既存の交通機関の連携強化に向けた検討を行うことを想定しているところであります。

次に、会議体のメンバー構成についてであります。

会議体のメンバー構成につきましては、県内の公共交通に知見を有する有識者や、関係市町村、交通事業者など、幅広く論議をしていただくために必要な構成員を想定しておりますが、次の任期が与えられるのであれば、その際に具体化を図りたいと考えております。

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