令和6年6月定例議会

令和6年6月定例議会 主な内容

県議会6月定例会(6月17~7月5日)は、自民党県議団提案の「再生資源物を適正保管するヤード対策条例」や、国土交通省で、道路局環境安全・防災課長を務めた、伊藤高(たかし)副知事を新たに起用する人事案、2月定例会から継続審議となっていた「第4期埼玉県教育振興基本計画」の策定など、意見書13件を含む計21議案を可決・同意・承認して閉会しました。
昨年度まで毎議会といってよいほど補正予算を組んで対応してきた新型コロナウイルス感染症が、昨年5月に感染症法上の5類へ移行したこともあり、久しぶりに補正予算審議の無い落ち着いた6月定例会となりました。

自民党県議団 提案による

ヤード条例を可決

「埼玉県特定再生資源屋外
保管業の規制に関する条例」

県内各地で急増している再生資源の保管場所(スクラップヤード)における、再生資源物の保管や処理について必要な規制を行うことで、県民生活の安全確保を図ることを目的に昨年度から検討を重ねてきたヤード条例が、議会最終日に可決されました。
条例では、事業場面積100㎡以上の事業者は、あらかじめ知事の許可を受けることを義務付け、無許可での営業や知事の命令処分に反した者への罰則規定(1年以下の懲役または100万円以下の罰金)も設けました。
国による法整備が実現されない中で、同様の条例が、千葉県では本年4月に、さいたま市でも2月に施行されています。千葉県からの事業者流入に歯止めをかけるためにも必要な条例と考えます。

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