一般質問・答弁書 平成25年6月定例会
質問事項
4 安心・安全な県水の供給について
質問要旨
●県としてより高い県水の安全安心に配慮した企業誘致を進めることの必要性についてどのように考えるか、産業労働部長に伺う。
【答弁者】 産業労働部長
答弁要旨
ご質問4「安心・安全な県水の供給について」、お答えを申し上げます。
県水に配慮した企業誘致を進める必要性についてでございます。
企業誘致は、雇用の創出と地域経済の活性化を通じて、県民生活の向上を図るものでございます。
企業の立地に当たっても、県民の暮らしの安心・安全を確保する観点から、水質の保全に十分配慮する必要があります。
そのため、排水基準を含め、水質汚濁防止法など、環境関連法令の遵守を徹底しています。
県では、平成17年1月以降、この3月末までで630件の企業立地を実現し、417件が操業を始めております。
操業した企業のうち、製造業は289件です。
特に規模の大きい工場87件では、庁内29課がワンストップで調整し、工業用水の使用状況や排水状況を確認して、必要な指導を行っています。
また、企業を誘致するための「産業立地促進補助金」を交付した175件には、「環境関連法令の遵守」を交付の要件として明記しています。
今後も、企業に対し法令の遵守をしっかり指導し、安心・安全に十分配慮した企業誘致を進めてまいります 。