平成25年6月定例議会

平成25年6月定例議会 主な内容  

 

 6月定例会は28 日、救急医 療体制の充実など 33 億6千万 円にも上る一般会計補正予算 案や知事をはじめとする県職 員の給与を削減する関連条例 案など 12 議案を可決承認して 閉会した。救急医療体制の充 実は、県内全救急車にタブレッ ト型情報端末を配備し、救急 患者を受け入れる医療機関の 状況をリアルタイムで症状別 に検索できるようにするもの だ。救急搬送をよりスピーディー に進めてもらいたい。国の交 付金の減額に伴う県職員の給 与削減は、7月から9ヶ月間。 額にして、234億円に上る。 職員給与の削減に併せて、 「議員側も身を切る必要があ る」として議員提案で提出さ れていた、10 % ・9ヶ月間の 報酬削減案は、民主・無所属 の会、刷新の会、共産、社民、 無所属の1名の計 26 名の賛成 にとどまり否決。わが会派も 提案に至る合 意形成には問 題あるものの 賛成を決断し た。が、採決時には、パフォー マンス会派と野次られる始末。 何だかなぁ。

刷新の会 中屋敷慎一

主な質問事項

子育てママの社会参加について

子育て中の母親が赤 ちゃんと一緒に高齢 者施設や学校などを訪問し 「先生」として社会参加で きる仕組み「赤ちゃん先生 プロジェクト」に対する所 見を伺う?

上田知事答弁要旨

 赤ちゃんの持つ不思議なパ ワーを生かそうとする「赤ちゃん 先生プロジェクト」は、世代間交 流と子育て中の女性の社会参加を 結びつけたユニークな取り組みだ と思う。関西を中心に進 んでいる進捗状況をよく 見て、しっかりと後追い したい。

●なかやしきの思い●
 子育てしながらわが子 と共に社会参加していく。 核家族化の進む中で、母 親を孤立に至らせないよ うに、そして赤ちゃんで あるわが子が社会の一員 であるという実感を持て る素晴らしい取り組みだ と思う。にこにことお話 を聞かせてくださったお 母さんや恵代表始めとす るNPO法人ママの働き方応 援隊の益々の活躍を望み たい。私も力になれれば と思っている。!

主な質問事項

県立近代美術館のホスピタリティについて

岐阜県美術館が実施 したベビーカー鑑賞会 のように本県においても美 術館自らこのような企画を 発想してこそ、本県の高い ホスピタリティを示すこと になると考えるが、教育長 の見解を伺う。

教育長答弁要旨

 県立近代美術館がある北 浦和公園はベビーカーで訪れる 多くの家族連れでにぎわってい る。今後、それらの方や美術に 興味はありながらもベビーカー での入館を遠慮している方々に も気兼ねなく足を運んでいただ けるような、おもてなしの心が こもった企画に努めて行きたい。

●なかやしきの思い●

「最も身近な非日常の 一つである美術鑑賞」県立 近代美術館を訪ねてみると 本当にそんな思いがしまし た。子育てに追われ充実し つつも気忙しい毎日を送ら れているお母さんやお父さ んこそ「スイッチoff」も 必要です。県立近代美術館 がそうした皆さんにとって もオアシスとなれるように、 本県行政のおもてなしの心 を発揮してほしいものです。

主な質問事項

安心・安全な県水の供給について

水質事故が発生し てしまったときの 迅速な対応の要となる、 受水市町のマ ニュアルの策 定状況と県指 針との連動は?

公営企業管理者答弁要旨

 県営水道を受水する55団体のうち水質 事故対応マニュアルを策定しているのは、 現在27団体。その内、企業局の指針と連動 しているのは、11団体です。そのため、今 後は標準的な事故対応マニュアルを提供す るとともに、各受水団体に企業局の指針と 連動したマニュアルの策定を強く促します。

●なかやしきの思い●
 人が生きて行くために最も重要な「水」。水道の蛇口をひねればい つでもどこでも飲料として「水」を口に出来る我が国は非常に恵まれ ている。それだけに、事故などの危機に関しての意識が高くなりづら いようだ。しっかりとした危機管理の方策を見出し、供水側と受水側 の連携による徹底した危機管理を進めなければならない。

 

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