教育改革・文化・スポーツ振興特別委員会　視察報告 1月21日　

東京都による都立高校改革の一環で、平成14年に、中学校で学ぶ力を発揮できず基礎から学びなおしたい生徒を積極的に受け入れる「エンカレッジスクール」の第一号に指定された足立東高。入試は、学ぶ意欲を評価する面接と作文のみ。定期テストなし、30分授業、少人数習熟度別授業など特色ある教育を行っている。中退率の減少、進路決定率の上昇、風紀面の改善などの成果を上げ、来年度以降全５校が指定された。

多様化する教育ニーズへの対応。

本県においても必須の課題だ。

　さいたま市見沼区にある「さいたまスポーツクラブ」は平成15年に設立、ＮＰＯ法人を取得し活発に活動している総合型地域スポーツクラブ。昨年末の会員数は926名に上る。

 ６月にオープンしたクラブハウス「ＳＳＣあすも」は、まるで企業展開しているスポーツクラブのように充実した施設だ。このクラブハウスを中心に指定管理を請け負う大宮武道館などで、幅広い年齢層の人が気軽に継続的に様々なスポーツを楽しめる場を提供している。

 会員数の拡大や夜間の時間延長など課題はあるものの、素晴らしいクラブだった。