いわき災害ボランティア活動 *2011/06/05
被災地支援ボランティア活動・福島県いわき市
6月5日、夏を思わせるような天気の中、被災地福島県いわき市にがれき撤去のボランティアに出かけた。早朝4時過ぎ県立八潮高校に集合し借り上げバスで一路現地へ。今回のメンバーは現役の教員の皆さんとその関係者23名。数か所の被災地を視察した後、いわき市災害救援ボランティアセンターに到着。オリエンテーションを受けた後現地へ。 最初の現場は、震災後に都内へ避難されていた方の自宅前。 一ヶ月ほど避難された後に自宅にと、広い通りに面した家の前がなんとゴミの山に。あたかも収集されないゴミ集積所のような現場には無秩序に捨てられたあらゆる種類のゴミ。手分けをして約3時間の作業、山のようなゴミも分別し後は行政の収集待ちの段階までたどり着いた。メンバー一同改めて人海戦術のすごさを実感した。 昼食時に、近くの道の駅に行ってみる。駐車スペースでは、元気を鼓舞するようにソーランの競演。ボランティアステッカーを貼っている私たちに「ご苦労様です」の声。改めて午後も頑張ろうと気持ちを入れる。 午後の現場は15分ほど北に移動したところ。津波の直撃を受け壊滅的被害を受けた集落。おそらくその瞬間まであった生活そのものが津波と共に流された状況。作業をしながらも涙がほほをつたう。 一人の人間として参加したボランティア。 考えさせられる事が山ほどだ。 |
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H23年6月5日の被災地・いわき市の様子