一般質問・答弁書 平成20年12月定例会
質問事項
6 彩夏到来 08 埼玉総体の評価と今後について
質問要旨
●「彩夏到来 08 埼玉総体」の評価はどうなっているのか。
●この大会で積み上げたノウハウを、今後どのように埼玉県のスポーツ振興に生かしていくのか、教育長に伺いたい。
【答弁者】 教育長
答弁要旨
次に、御質問6 「彩夏到来 08 埼玉総体の評価と今後について」お答えを申し上げます。
まず、「埼玉総体の評価について」でございますが、大会を振り返りますと、本県選手の活躍として、優勝20を含め入賞155と、埼玉県として過去最多の入賞数を記録いたしました。
また、総合開会式や競技会場におきましては、県内の多くの高校生が運営の補助員として大会を支えました。
どの会場におきましても、炎天下での駐車場整理、受付や案内、会場内のアナウンスや清掃活動など、多くの高校生が笑顔で対応している姿が見られました。
「Kizuna活動」に参加した高校生にとって、豊かな人間性や社会性をはぐくむ貴重な体験となったものと考えております。
また、総合開会式に御臨席賜った皇太子殿下からも、とてもよい開会式であったとのおことばをいただきました。
大会を支えた高校生や選手の活躍により、全国からの参加者や県民にとって、生涯の思い出として深く心に刻まれた大会であったと考えております。
次に、「この大会で積み上げたノウハウを、今後どのように埼玉県のスポーツ振興に生かしていくのか」についてでございます。
スポーツ振興を図る上で、スポーツを「する」「見る」などの視点とともに、「Kizuna活動」のような「スポーツを支える」という点が大変重要と考えております。
埼玉総体後に開催された秩父宮杯自転車道路競争大会や東日本実業団対抗駅伝競走大会では、多くの県民の皆様とともに、合わせて約780人の高校生が協力し、大会の成功に貢献いたしました。
また、これまで20歳以上を対象としていたスポーツボランティアの登録制度について、本年度から高校生も対象とし、こうした高校生の意欲を生かすよう取り組んでおります。
今後、埼玉総体で培ったノウハウを生かし、高校生を始め、広く県民の皆さまに積極的にスポーツボランティアとして御活躍いただき、本県のスポーツ振興を更に進めてまいりたいと存じます。