一般質問・答弁書2-b

一般質問・答弁書   平成27年9月定例会

質問事項

2  福祉立県埼玉を目指して

 

質問要旨

b.ダブルケア対策について
子供・子育て支援と高齢者介護政策の二つの課題にしっかりと横串を通し、遠からずやってくるダブルケア当事者の増加に素早く対応していくべきと考えるが、所見を伺う。

 

 

【答弁者】 福祉部長

答弁要旨

 議員お話のとおり、女性の晩婚化に伴う出産年齢の高齢化や少子化による介護を分担する兄弟姉妹の減少などにより、親の介護と子育てを同時に行うダブルケアと呼ばれる問題を抱えた方の増加が見込まれています。
  現在、市町村において介護については地域包括支援センター、子育てについては地域子育て支援センターなどが相談に応じております。
  介護や子育てなど複数の課題を抱えている場合は、それぞれ必要な関係機関へつないでいますが、まだまだ連携は十分とは言えません。
  国においては、このような複数の課題を抱えた方に対する相談体制やサービスの提供方法などについて検討を行っております。
  具体的には、介護や子育てなどの分野を問わずワンストップで対応できる窓口の設置、福祉サービス全般の基本的な知識を有する相談支援推進員の育成や配置などが考えられています。
  この相談支援推進員については、支援の相談だけでなく、相談者が利用する福祉施設などとの連絡や調整を行うことも検討されています。
   県といたしましては、高齢者と子育ての担当部門が連携し、県内のダブルケアの実態把握に努めるとともに、国の検討状況も踏まえて適切に対応してまいります。

 

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