一般質問・答弁書1-b

一般質問・答弁書   平成20年12月定例会

質問事項

1 地球温暖化対策についてb

 

質問要旨

エコライフデーなどの成功体験を生かして、今後どのように訴求力の強い実効力のある具体的な取組を進めていこうと考えているか。

 

 

【答弁者】 環境部長

答弁要旨 

 御質問1「地球温暖化対策について」、お答えを申し上げます。

 

 温室効果ガスの削減を進めるために、県では、今後の温暖化対策の実行計画である「ストップ温暖化・埼玉ナビゲーション2050(仮称)」の策定を進めております。

 

 この計画案では、本県独自の排出量取引制度、深夜化するライフスタイルの見直しや、温暖化対策を進めるための新たな条例の制定など、全国的に見ても先進的な取組を盛り込んでおります。

 

 このように県が率先して積極的な温暖化対策を打ち出すこと自体が県民に訴えかけ、その意識改革に大きな効果があるものと考えております。

 

 また、計画案では、本県の温室効果ガス排出量を2020年で現状より25%削減する目標を掲げております。

 

 具体的な取組といたしましたは、

 ・産業部門では、排出量取引制度の導入や企業の省エネ対策の普及などにより、この25%のうちの8%分。

 ・業務部門では、建築物の環境配慮制度の導入などにより、この25%のうちの3%分、

 ・家庭部門では、省エネ家電や太陽光発電の普及、さらにはエコライフDAYの取組拡充などにより7%分、

 ・運輸部門では、次世代自動車やエコドライブの普及により7%分、

 それぞれ見込んでおります。

 

 議員からはエコライフDAYの取組についお話がございました。このエコライフDAYは、地球温暖化防止活動推進員をはじめ、地域のポンティアやNPO、市町村、事業者、さらには学校など幅広い皆様のご協力をいただき、今年度は90万人を超える参加者へと広がる見込みでございます。

 

 まさに県民運動となりつつあります。

 

 今度、こうしたエコライフDAYの成果を踏まえ、様々な活動主体と広く連携しながら、各部門にわたる取組を進め、温暖化対策のムーブメントをさらに大きなものにしていきたいと考えております。

  

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