一般質問・答弁書3

一般質問・答弁書   平成27年9月定例会

質問事項

3  日本一患者にやさしい病院であるために

 

質問要旨

「日本一患者にやさしい病院」として病理検査にかかる患者さんが「不安に感じる期間」を短くするため、病理検査部門の体制強化が必要ではないか。その結果、がんセンターの収支改善にもつながるのではないか、病院事業管理者の見解を伺う。

 

 

【答弁者】 病院事業管理者

答弁要旨

 病理検査はがんの確定診断、治療方針の決定において大変重要な役割を果たしております。
  誤診は許されないことから、がんセンターにおいても、慎重かつ丁寧に、精度の高い診断を行っております。
  具体的には、臨床検査技師が検体の標本を作製し、病理医が顕微鏡で観察して診断します。診断は正確を期するため、2名の病理医によるダブルチェックを行っております。
  検査結果を患者さんに説明するのは主治医でございます。
  通常は1週間後または2週間後の主治医の診察日に結果をお伝えすることになっております。
  この日程につきましては、神奈川県立がんセンターも同様であると伺っております。
  症例によりましては、確定診断を出すために、1つの染色方法だけでなく、複数の方法で検査する必要があり、それ以上に時間を要するケースもございます。
  議員御指摘のとおり「不安を感じつつ過ごす期間」を短くすることは、まさに「日本一患者さんにやさしい病院」づくりに直結しますことから、病理検査部門の体制充実は重要であると考えております。
  従いまして、より迅速かつ正確な診断を行うため、体制や業務内容の見直しを行い、しっかり対応してまいります。その結果として、がんセンターの収支改善につなげてまいりたいと考えております。

 

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