令和元年9月定例議会 主な内容
豚コレラ対策など、11議案の議決!!
風評被害対策はじめ農家支援に全力
県議会9月定例会は、一般会計補正予算約87億7,125万円を議決し、10月11日に閉会しました。
その内訳は、豚コレラ対策費として約10億6,440万円を計上したのをはじめ、公共事業として当面緊急に対応すべき事業について約55億134万円(道路・街路事業:31億7,127万4千円、河川事業:23億3,007万円)、参議院議員補欠選挙に要する経費として約22億550万円が計上されました。
豚コレラ対策費として計上された補正予算の内容は、今後の発生に備え殺処分などにかかる費用として約8億円、出荷制限となった養豚農家への助成金に約9,200万円、緊急的なつなぎ融資制度の創設のための約400万円、県産豚肉の消費拡大フェアの開催費用約316万円など、感染被害を受けた養豚農家への経営支援が含まれています。
県内の養豚場は現在85戸あり飼育頭数は約9万頭。「彩の国黒豚」や「古代豚」など、ブランド豚への取り組みも進んでおり、農業産出額は約71億円(平成29年農業算出額及び生産農業所得統計から)になります。
今後は豚コレラを封じ込めるための防疫措置の徹底はもとより、風評被害対策など、埼玉農業を守るため全力で取り組んでいく所存です。
なお9月定例会において、養豚農家への支援充実と対策強化を求める決議文を採択しました。