議会運営委員会遠県視察
~三重・岐阜・愛知 2008/5/21~23 ~
5月21日(水)~5月23日(金)の2泊3日の日程で議会運営委員会遠県視察に出かけた。視察先は、三重県議会、岐阜県議会、トヨタ会館、愛知県議会の4カ所。
各県議会の議会改革などの様々な取り組みを研修させていただいた。初日の三重県議会では、議会基本条例の制定や定例会の開催を年間4回から2回に変更し会期を長くする工夫をして、充分な審議時間を担保としている。それにより、議案の提出チャンスも長くなりスピーディーな議決が可能になったりするメリットを作り出し、分権時代を先導する議会を目指した展開が図られている。
岐阜県議会では、議会活性化改革検討委員会が平成19年5月8日に設置され、政策提言・立案機能強化、議会審議の活性化、議会活動の透明性向上などについて検討している。ちなみに、政務調査費のあり方、応招旅費等費用弁償のあり方については、すでに、中間答申が議長宛に提出されている。
愛知県議会では、今年3月に「政務調査費マニュアル」を、愛知県議会としての統一した運用基準として定め、政務調査費の執行の透明性、明確性を高める取り組みが始まりました。「我が県でも取り組みのスピードをもっと上げねば。」と、焦りを感じたのは私だけではないと思います。
議会運営委員会の視察は、各地県議会の視察が主ですが、今回の視察ではトヨタ会館にも訪れ、愛知県とトヨタ自動車による-TS(intelligent transport systems)への取り組みも視察させていただきました。このシステムは、最先端の情報通信技術などを用いて人とクルマと道路とを一体のシステムとして構築し、交通事故・渋滞などの「交通問題」や大気汚染などの「環境問題」を解決しようとする社会システムです。モータリゼーションの発展と共に、求められる「快適」の形を研修しました。
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~岐阜県議会~
~トヨタ会館~
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