一般質問・答弁書 平成28年12月定例会
質問事項
4 ドローンの活用について
質問要旨
●ドローンを活用した、ラグビーワールドカップ2019及び2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会等の国際イベントに向けた警備力の充実について警察本部長に伺う。
【答弁者】 警察本部長
答弁要旨
御質問4「ドローンの活用について」、お答えを申し上げます。
議員御指摘のとおり、ドローンについては、空撮による情報収集や悪用ドローンへの対応など、警察活動においても幅広く活用でき、有効な資機材の一つであると認識しております。
また、本県警察においては、警察官一人あたりの人口負担率が全国で最も高いことから、 有効な装備資機材を導入するなど警察官の不足を補う工夫を凝らしつつ、県民の安全安心を守ることが重要な課題であると考えております。
ラグビーワールドカップ2019及び2020年東京オリンピック・パラリンピック競技 大会は、自らの脅威を誇示しようとするテロリストから標的となることが危惧されており ます。
そのため、県警察では、テロ関連情報の収集、競技会場等テロの標的となり得る施設の警戒警備、サイバー攻撃対策などテロの未然防止対策を推進するとともに、各種テロ事案が発生した場合に備えた対処能力の向上を推進しているところであります。
技術の進歩等に伴い、今後も新たなテロの手法が次々に生まれてくることが想定されますが、刻々と変化する警備情勢に的確に対応するため、引き続きドローン等の有効な装備資機材の導入を検討し、また、これら資機材を使用した訓練を反復すること等により、整備力の強化を図ってまいる所存でございます。