企画財政委員会視察7月13~15日

企画財政委員会 視察 ~ 2009/07/13~15  ~ 

 

川崎重工業(株)播磨工場

 従来の路面電車の走行環境、車両等をグレードアップさせて、人や環境にやさしく経済性に優れた公共交通システムであるLRT(Light Rail Transit)。川崎重工業(株)が研究開発しているSWIMO(スイモ)を視察乗車した。

 この車両の特徴は、架線のない場所(非電化区間)はニッケル水素電池に逐電した電気を使用して走行できることだ。

 工場内試乗区間の乗り心地もスムーズそのものであった。空気を汚さない公共交通の実現、都市圏共通の課題である。

 

兵庫県庁

 兵庫県は、平成7年に発生した阪神・淡路大震災からの復興のための県債を1兆3000億円発行した。過去2回の行革推進にもかかわらず、平成19年度末にあってもその残額は約8500億円に上る。そこで、行革をさらに進めるべく、改革の進捗状況の公開と適切なフォローアップの仕組みづくりを狙いとした、「行財政構造改革の推進に関する条例」を制定した。この条例は、行革プランの策定・変更等に当たっては、議会の議決を経ると定め、議会に対して、実施計画の策定・報告、実施状況の報告をすることと定められている。また、議会からも推進方策について知事に意見を述べられることとなっている。県及び県議会が一丸となって行財政改革を行う。地方行政にとって喫緊の課題である。わが県も例外ではない。

 

大阪ウォーターフロント開発(株)

 ジンベイザメで有名な海遊館をはじめとする大阪市の出資法人大阪ウォーターフロント開発(株)を視察した。海遊館は、ウォーターフロント再開発プロジェクトの中心施設。魅力的な展示などに努め、入館者の6割がリピーターという順調な経営を続けている。

 専門性の高い職員配置等運営にも多くの工夫があった。出資法人の経営改革はわが県にとっても非常に重要な課題の一つである。成功させるという強いモチベーションをもった法人でなければ出資本体(行政)の足を引っ張ることとなるだろう。わが県でもしっかりとチェックしなければ。 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       

大阪市役所

 「水都大阪」河川に囲まれた大阪の街をよく表した呼び名である。「水の都大阪再生構想」道頓堀川ゾーンのとんぼりリバーウォークを視察した。グリコの電光看板近く戎橋からリバーウォークを散策。水門操作による河川浄化の効果か水質もだいぶ改善されていた。街の特色を生かした多くの人々が集い、憩える賑わいづくり。水に親しめる環境。うらやましさいっぱいの視察だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

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