会派有志視察 8月18日

会派有志視察 *2011/08/18

埼玉県立小児医療センター                          

 小児医療センターを訪れた。私ごとながら、わが子(長男)が地元の小児科で重病の疑いがあると診断され車を飛ばして緊急検査に行ってから20年ぶりの訪問だ。当センターは昭和58年の開設以来小児医療の専門病院として展開してきた。本館の一部が耐震基準を満たしていない事や地盤沈下の影響などにより建て替えが検討されてきたが、六月議会の知事の提案説明の中で、大宮の日赤病院と共に新都心への移転の方向が示された。現状の病院敷地が建物部分だけで6万㎡と広大であるにもかかわらず移転先は1万㎡ほどの敷地、容積率の違いを考慮しても綿密で慎重な検討が何よりも重要であろう。病院内部も拝見したが、やはり、周産期に係る医療が最もひっ迫しているように感じた。病院移転に合わせて周産期医療体制整備が大きく前進するようにしっかりと意見具申していかねばならない。

 

 

環境科学国際センター
  地球温暖化など環境問題への対応は、行政のみならず私たち県民一人ひとりにとっても極めて重要な課題である。当センターは、環境問題に取り組む県民への支援や直面する環境問題に対する試験研究、そして、環境学習などを担う機関である。大気、土壌、化学物質などの研究についてさまざまな説明を頂いたが、専門性の高さゆえなかなか難しかった。しかし、これらの研究はしっかりと続けていってもらわねばならないし、今後は、今まで以上に研究の成果をわかりやすく県民の皆さんに伝えていってもらいたいと感じた。また、次代を担う子供たちへの環境学習支援についても、総合学習の時間などを活用することにより、もっともっと進めていってもらう必要があるのではないかと思う。鴻巣市内から車で10分ほどの旧騎西町種足にある当センター。展示館もあるので市民の皆さんにもぜひ訪ねていただきたい。

 

 

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