一般質問・答弁書4-a

一般質問・答弁書   平成20年12月定例会

質問事項

4 療養病床の再編成についてa

 

質問要旨

療養病床数の現在の動向と今後の見通しについて伺う。

 

 

【答弁者】 保健医療部長

答弁要旨 

 御質問4「療養病床の再編成について」お答えを申し上げます。

 

 まず、療養病床数の現在の動向でございますが、療養病床には医療保険が適用される医療療養病床と、介護保険が適用される介護療養病床の二つがございます。

 

 このうち、平成23年度末で全廃とされている介護療養病床につきましては、病床再編の起点とされております平成18年10月時点では3,515床でございましたが、本年10月末現在では2,801床と、714床減少しております。

 

 これは、医療療養病床への転換や病床廃止などによるものでございます。

 

 次に、医療療養病床でございますが、平成18年10月の9,110床から現在は9,367床と257床増加しております。

 

 これは、一般病床などへの転換や病床廃止による減少が見られた反面、これを上回る数の介護療養病床などからの移行があったためでございます。

 

 この結果、療養病床全体では、本年10月末現在で12,168床となりまして、平成18年10月時点の12,625床と比べ、457床の減少となっております。

 

 今後の見通しでございますが、介護療養病床が廃止となる平成23年度末までには、診療報酬や介護報酬の改定などが行われます。

 

 これからの状況をもとに、各医療機関では、経営の見通しや利用者の動向などを踏まえ、今後、再編に関して本格的な検討に入ります。

 

 その上で、具体的な病床の再編や施設の転換が行われると見込まれております。

 

 今後とも、医療を必要とされる方が困ることのないよう、医療関係者と連携いたしまして、本県の目標として定めました9,200床が必ず確保されるよう努めてまいります。

 

  

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