平成24年2月定例議会 主な内容
2月定例県議会は、1兆6,777億円余りの平成24年度一般会計予算案を始めとする83議案を可決、同意して26日に閉会しました。 平成24年度予算は、超高齢化社会の到来や東日本大震災後の様々な課題の山積する中、埼玉が日本再生をリードして行くという決意のもと、安心・成長・自立自尊の埼玉の実現に向けて立案されました。 大災害への備え、子育ての安心、健康・介護の安心、医療の安心、雇用の安心、時代に応え未来を拓く人材育成、世界水準の中小企業育成、埼玉農業の競争力強化、新エネルギー埼玉モデルの構築、みどりと川の再生、女性が生き生きと輝く社会の構築、日本一の共助県づくり、などを主な内容とする平成24年度予算が、より機能的・効果的・効率的に執行させ、埼玉から日本を変える原動力となるよう、私たち議員もしっかりと目を光らせていなければならないと考えています。 |
がれき受け入れ決議について
2月議会最終日の先月26日、県議会は、東日本大震災で発生したがれきの受け入れについて、「安全性を十分に確認したうえで、県内の市町村に受け入れを積極的働きかけることを県に求める 決議案」を全会一致で可決しました。
わが刷新の会も共同提案会派となった決議ですが、「受け入れの推進には、放射性物質の測定や除去など万全な処理体制を整備し住民の不安を払しょくすることが不可欠」としています。
確かに不安な部分が全くないとは言えないかもしれませんが、徹底した体制整備をして1日でも早い復興に寄与しなければならないと考えます。2200万トンを超える膨大な量のがれきのたった10%にも満たない処理しか終わっていない。青森、山形、東京に次いで埼玉県も本腰を入れる時だと思います。