一般質問・答弁書5-a

一般質問・答弁書   平成20年12月定例会

質問事項

5 食農教育の推進について

 

質問要旨

学校ファームの取組を、県内すべての小・中学校で、平成23年度までに取り組むため、財政支援等を含めた具体的な支援の体制について副知事にお伺いする。

 

 

【答弁者】 副知事

答弁要旨 

 御質問5「食農教育の推進について」、お答えを申し上げます。

 

 学校ファームにつきましては、知事発案のもと、県関係部局等で構成する「埼玉県みどりの学校ファーム推進会議」を設置し、連携を図りながら、推進しています。

 

 県内の公立小中学校の農業体験の取組状況を調査したところ、既に7割を超える小中学校で子ども達が何らかのかたちで農業体験に取り組んでおり、関心の高さを感じました。

 

 中には、農家等の協力を得て大豆を栽培し、子ども達が味噌づくりを行うなど、特色ある取組を実践している学校もありました。

 

 また、この取組に賛同して、農業団体からは看板や資材の提供があり、推進に弾みがついています。

 

 モデル的に学校ファームに取り組み始めました、さいたま市の小学校では、PTAを中心に、学校、地域住民、農業者などが一体となった支援団体が形づくられています。

 

 その一方で、学校ファームは、全国初の取組であり、県内全ての小中学校で推進していくためには、学校の受け入れ体制や農地の確保など課題も多いと考えています。

 

 このため、県では、平成21年度からの本格実施に向け、推進方針を策定するとともに、推進手法を示した、マニュアルの作成を進めています。

 

 学校ファームは、地域社会の将来を担う子ども達が、情操や生きる力を身につけることをねらいとした取組です。

 

 今後は、学校関係者はもとより、市町村や地域住民を巻き込んだ運動として展開できるよう支援体制を構築してまいります。

 

   

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